株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、三井石油(株)(本社:東京都千代田区、社長:藤井公一郎)に対し、最優遇金利による防災格付融資を実行しました。石油業界への防災格付融資は全国初となります。
DBJ防災格付融資は、中央防災会議「防災に対する企業の取組み」の自己評価項目表をベースに独自の評価システムを構築し、防災に対する取り組みの優れた企業を評価・選定した上、当該企業の防災対策事業に優遇金利で融資を行うという「防災格付」の手法を導入した世界初の融資メニューです。本件の融資実行により、サービス提供を開始して以降の融資金額総額が100億円を突破しました。
三井石油(株)は、首都圏を中心に全国約350ヶ所にガソリンスタンドを展開し、持分法適用関連会社である極東石油工業(株)で精製した石油製品を販売する石油元売企業です。三井石油(株)では、従来から災害時の石油製品安定供給を最優先に防災体制を整備してきましたが、今回の評価において極東石油工業(株)の防災対応を含め評価ランク中最上位となる「防災への取り組みが特に優れた企業」として、最優遇金利の適用を受けました。
特に、(1)自社のオフィスビル、製油所、ガソリンスタンドのそれぞれにおいて関係法令に準拠した規程類を整備し、随時教育訓練も行う等、特に危険物の管理についてリスクの低減に努めていること、(2)新型インフルエンザに関する事業継続計画(BCP)を策定し、大地震等を想定した総合的なBCPについても現在策定中であること、(3)自治体・周辺企業との共同防災等、自社のみならず地域や関係先が一体となった体制づくりにより実効性を高めていること等の具体策に積極的に取り組んでいる点が高く評価されました。
今般の融資は、三井石油(株)が極東石油工業(株)の製油所内において建設する、災害時の供給手段多様化に資する出荷設備を対象に実施するものです。三井石油(株)では、BCPの策定にも業界で先行して着手しており、今回融資対象事業と併せて、災害時において最も重要な石油製品の安定供給等の防災体制が一層促進されることが期待されます。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後とも幅広い業種・地域の企業へのDBJ防災格付融資の活用を通じ、防災に向けたお客さまの取り組みを積極的に支援して参ります。
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DBJ News
| 2009年01月26日 |
