興銀リース（株）に対し、「ＤＢＪ環境格付」に基づく融資を実施

　株式会社日本政策投資銀行（社長：室伏稔、以下「ＤＢＪ」という。）は、平成23年5月24日、興銀リース株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：阿部勗、以下「当社」という。）に対し、「ＤＢＪ環境格付」に基づく融資を実施しました。

　「ＤＢＪ環境格付」は、ＤＢＪが開発したスクリーニングシステム（格付システム）により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて３段階の適用金利を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

　当社は、国内大手リース会社として、企業理念「私たちは、豊かな未来へ繋がる価値ある金融サービスの提供を通じて、広く社会に貢献する企業グループを目指します」に基づいて、法人向けのリースを中心に、製造業をはじめとした国内外の様々な業種の企業に対して、設備・機器のリースや船舶、不動産の専門金融を中心とした多様な商品・サービスを展開しており、環境配慮型物件のリースやESCO事業などを通じた環境保全への対応を、特に重要な経営課題としています。

　今回の評価では、（１）グループ連結子会社全てに環境マネジメントシステムを展開する等、グループをあげて確固たる環境経営基盤を整備している点、（２）リユース率の向上や中古資産取扱高の増加等を通じた３Ｒの着実な実践や環境配慮型物件への積極的な取り組みによるエコリースの普及・拡大等、当社がリース業の特性を活かし循環型社会の構築に貢献している点などを高く評価しました。その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。

　ＤＢＪは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。


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