(社)日本自動車部品工業会との「サプライチェーン・サポート投資事業有限責任組合」組成について

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、(社)日本自動車部品工業会(会長:信元久隆、以下「部工会」という。)と協働し、東日本大震災の影響を受けている自動車関連サプライチェーンの復興支援を目的に、平成23年6月2日付でサプライチェーン・サポート投資事業有限責任組合を組成しました。

 東日本大震災により自動車産業のサプライチェーンが分断し、電力供給等の問題もあり、同産業の生産回復には不透明感が残っています。
 本ファンドは、わが国の基幹産業である自動車産業のサプライチェーンを支える企業に対し、資本性資金を含む長期安定資金を供給することを通じ、同産業の震災からの復興、事業再構築、事業再編等を支援し、責任あるグローバルな供給者としての信頼の回復とサプライチェーンの強靱化を図り、延いては日本の基幹産業としての負託に応えられる事業としての再発展と経営安定化に貢献することを目的としています。

 今後、民間金融機関等との連携も検討しながら、総額500億円程度までのファンド規模を目指していきます。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、震災復興への取り組みを積極的に支援するとともに、お客様への金融ソリューション機能の一層の充実を図ってまいります。


【お問い合わせ先】
経営企画部 広報・CSR室 電話番号03-3244-1180
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