(株)IHIおよび三菱地所(株)(「(仮称)豊洲3-2街区ビル計画」、「豊洲フロント」)に対し、DBJ Green Building認証を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社IHI(本社:東京都江東区、代表取締役社長:斎藤 保)および三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:杉山博孝)が保有する物件に対し、DBJ Green Building認証を実施しました。

 今回認証を実施した物件は、株式会社IHIおよび三菱地所株式会社が協働して開発・運営を行っている「(仮称)豊洲3-2街区ビル計画」、「豊洲フロント」の2物件です。

 今回の評価では、 いずれの物件においても、(1)太陽光発電パネルの設置や雨水・中水再利用の実施、ダブルスキン(注1)の採用に加え、特に「(仮称)豊洲3-2街区ビル計画」においては、専有部全体でのLED照明採用を図る等、先進的かつ優れた環境性能を備えている点、 (2)長時間稼働が可能な非常用発電機の設置や制震工法・免震工法の採用等、防災上も優れた性能を有している点、また、(3)産業遺構を利用したアートの設置や豊洲地域でのイベントへの貢献等を通じたエリア全体の魅力を高める周辺地域への配慮を図っている点、等を高く評価しました。

 その結果、「(仮称)豊洲3-2街区ビル計画」に対し、「プラチナ(プラン認証(注2))」(国内トップクラスの優れた環境・社会への配慮を有するビル)、「豊洲フロント」に対し、「ゴールド」(極めて優れた環境・社会への配慮を有するビル)の認証をそれぞれ付与しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境や社会に配慮した不動産事業を行うお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

(注1)「ダブルスキン」とは、建物の外壁面もしくはガラス窓を二重構造とし、その空間の空気を換気することにより窓際のペリメーターゾーンの環境改善、および熱負荷低減により省エネを図る建築方法のこと。
(注2)「プラン認証」とは、竣工前の物件について、その開発計画を元に、環境性能やテナント利便性、その他オーナーや物件関係者との間で予定されている種々の取り組みを、DBJ Green Building認証のモデルを使ってスコアリングし、その開発計画である「プラン」について認証する仕組みです。



(参考)
(仮称)豊洲3-2街区ビル計画/豊洲フロントビル

【写真中央】(仮称)豊洲3-2街区ビル計画(東京都江東区豊洲3-1-54)
敷地面積約16,242.68m²
延床面積約101,376.05m²
竣 工平成26年8月
構 造地下2階、地上16階、塔屋2階

Platinum(Plan)
国内トップクラスの「環境・社会への配慮」がなされたビル
【写真右端】豊洲フロント(東京都江東区豊洲3-2-20)
敷地面積13,700m²
延床面積106,860.72m²
竣 工平成23年8月
構 造地下2階、地上15階、塔屋2階

Gold
極めて優れた「環境・社会への配慮」がなされたビル

DBJ Green Building認証制度につきましてはこちらをご覧ください。

【お問い合わせ先】
都市開発部 電話番号03-3244-1710


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