(株)日精ものづくりホールディングスに対し、「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社日精ものづくりホールディングス(本社:群馬県渋川市、代表取締役社長:君浦康友、以下「当社」という。)に対し、「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施します。

 「DBJ BCM格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより防災および事業継続への取り組みの優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、日本精密測器株式会社(以下「日本精密測器」という。)および日亜鍛工株式会社(以下「日亜鍛工」という。)を傘下にもつ持株会社です。日本精密測器は、医療用電子機器メーカーで、高い技術力を背景に血圧計や監視カメラ用アイリス市場で確固たる地位を築いています。また、日亜鍛工は、発電用タービンブレード等の外販メーカーで、金型設計から製造・検査に至る一貫工程および高度なレアメタル加工技術を強みとしています。

 今回の評価では、(1)有事の際にも供給責任を継続すべく防災および事業継続対策を進めている点、(2)特に日本精密測器と一体で防災体制を構築し、同社の自営消防組織を中心に、災害発生時の対応・手順についての確認や防災体制の継続的見直しを行っている点、等を評価しました。
 なお、群馬県に本社を置く企業の「DBJ BCM格付」の取得は、今回が初めての事例となります。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、有事における事業継続の推進に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

 【お問い合わせ先】
 企業金融第2部 MST班 電話番号03-3244-1660
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