株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、このたび「競争力強化に関する研究会」を開催することとしましたのでお知らせします。
日本経済の低迷が長期化する中、政府等において様々な戦略・施策が打ち出されており、これらを着実に実現させていく必要があります。DBJでは、今年8月に公表した設備投資計画調査およびその後の経営層へのヒアリング等から、
(1) 競争力の根幹維持
(人材・サプライチェーン、研究開発およびマザー工場的機能などの国内生産基盤の確保、資本ストックの適切な更新 等)
(2) 競争力の戦略的な強化
(異業種間連携による新たな価値創造、バリューチェーンの「川上」から「川下」までが一体となった取り組み推進 等)
が、競争力強化の実現のために重要であると考えています。
特に(2)については、ともすれば各企業が自社の「殻」に閉じこもりがちであり、まずは複数の関係者をつなげる「構想力」を強化し、そしてそのための「場」(プラットフォーム)を作ることが重要と考えております。
本研究会においては、実務経験豊かな産業界の方々や学識経験者等の方々をメンバーとして、幅広い知見・経験をお持ちの方よりアドバイスをいただく形で、上記の問題意識について、仮説の検証や課題解決に向けた具体的な方策について、議論を深掘りしていくことを企図しています。
研究会の運営にあたっては、解決に向けた取り組みを企業や金融機関が自らの課題として運動化していくことや、今後の政府施策への反映も期待し、議論を進めてまいります。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、わが国の成長実現等に向けてお役に立てる情報発信を積極的に行ってまいります。
【お問い合わせ先】
経営企画部 広報・CSR室 電話番号03-3244-1180
「競争力強化に関する研究会」の開催について
2012/11/05
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