東京プロボンドマーケット活性化のための投資実施について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、チリ共和国の大手銀行であるバンコ・サンタンデール・チリがプロ投資家向け債券市場「TOKYO PRO-BOND Market」(以下「東京プロボンドマーケット」という。)において発行する円建て債への投資を実施しました。

 東京プロボンドマーケットは、日本国内にユーロ市場と比肩するグローバルな債券市場を構築し、アジア域内の中核市場に発展させることを目指して平成23年に設立された市場であり、現在東京証券取引所により運営されています。同市場は、英文開示を可能にすること等により海外企業の日本での社債発行を促すこと等が期待されています。

 今回のDBJの取り組みは、東京プロボンドマーケットを活性化し、わが国の金融市場をさらに発展させることを目的としたものです。DBJが東京プロボンドマーケットで発行された債券に対して主力投資家として参画することで、世界各国の優良企業による東京市場でのさらなる債券発行を促進し、東京債券市場の世界的な地位向上が図られるとともに、わが国でのプロ投資家による投資機会の増加が期待されます。DBJは、今後も総額1,000億円を目途に、同市場において発行される債券への投資を実施していく予定です。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、東京プロボンドマーケットの活性化を積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 国際統括部 電話番号03-3244-1770
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