株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、このたび、米国の先端医療機器ファンドであるEmergent Medical Partners II, L.P.(以下「当ファンド」という。)に対し、出資を実施します。
超高齢社会への本格移行を見据えて、わが国の健康・医療産業の育成と事業基盤強化の重要性が増す中、DBJは、平成25年9月に、レポート「シリコンバレーにみる医療機器開発エコシステムと日本への示唆」を発表し、米国での医療機器開発の強みの源泉として、アイデアを事業化に結びつけるエコシステムに注目しています。
係る状況下、DBJは、今般、シリコンバレーの医療機器開発エコシステムと日本の産業の橋渡しをすべく、現地で長年にわたり事業化実績を上げてきたThomas Fogarty氏らが設立した当ファンドに、競争力強化ファンドを活用したリスクマネーの供給を行うこととしました。なお、当ファンドの出資者は、テルモ株式会社など日本企業が主体となっています。
今後、DBJは、本件を通じて得られる知見を国内に還元し、日本の医療機器メーカーの新たな価値の創造に向けた戦略をサポートすることで、わが国の医療機器産業の成長および競争力強化に寄与してまいります。
【お問い合わせ先】
企業金融第6部 ヘルスケア室 電話番号03-3244-1730
シリコンバレーの先端医療機器ファンドEmergent Medical Partners II, L.P.に対する出資を実施
2014/09/26
- News
関連情報
-
DBJ News
-
取組事例
-
調査研究レポート
キーワードから探す