ソラシドエア(スカイネットアジア航空(株))の優先株式の普通株式への転換と株式の一部譲渡について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、スカイネットアジア航空株式会社(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:髙橋洋、以下「ソラシドエア」という。)に対し、DBJが保有する優先株式(無議決権株式)を全株普通株式に転換し、ソラシドエアの筆頭株主となりました。また、DBJが保有する株式の一部を就航地の主要金融機関および地元企業等へ譲渡しました。

 DBJは、平成19年2月に、当時株式会社産業再生機構の支援を受けていたソラシドエアとの取引を開始して以降、ファイナンス面や事業面において、中長期的な視点に立ち、ソラシドエアの成長を実現すべく、企業価値向上のためにさまざまな分野で積極的にサポートを続けてきました。特に機材調達面においては、今般株式を譲渡した就航地の主要金融機関と協調してシンジケート・ローンを組成する等、ソラシドエアの事業基盤強化に寄与してきました。

 このたび、DBJは、再生目的で出資していた優先株式(無議決権株式)を全株普通株式に転換し、ソラシドエアの筆頭株主となり、また、DBJが保有する株式の一部を、就航地の主要金融機関((株)宮崎銀行、(株)宮崎太陽銀行、(株)大分銀行、(株)鹿児島銀行、(株)十八銀行)および宮崎県に本社を置く企業等に譲渡しました。

 今般、DBJが、就航地の主要金融機関および地元企業等とともにソラシドエアの株主となり、株主企業の経営資源をソラシドエアの企業価値向上に活用してもらうことで、ソラシドエアのさらなる成長が後押しされ、地域の新たな経済価値の創出が実現されることを企図しています。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、航空業界におけるお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第4部 電話番号03-3244-1640
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