危機対応業務の平成27年度下半期の実績について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、平成20年10月1日より政府の指定金融機関として危機対応業務を開始しており、内外の金融秩序の混乱、大規模な災害等の事案に対処する資金の供給等を行っております。

 また、平成23年3月12日には「東日本大震災に関する事案」が危機認定されたことを受け、同事案を対象とした危機対応業務を開始しております。

 これらの取り組みを通じた、平成27年度下半期(平成27年10月から平成28年3月まで)の危機対応業務の実績は、以下の通りです。
実績(平成27年度下半期)
融資額(※1)
1,012億円
(7件)
損害担保(※2)
-億円
(-件)
※1:株式会社日本政策金融公庫(以下「日本公庫」という。)より信用の供与を受けたもの
※2:日本公庫より損害担保による信用の供与を受けた融資額および出資額の合計

 平成27年度下半期において、日本公庫から支払われた補償金の金額および日本公庫に対して納付した回収納付金の金額は以下のとおりです。

補償金(平成27年度下半期)(※3)
回収納付金(平成27年度下半期)(※4)
0.7億円
※3:補償金は、危機対応業務における損害担保を付した貸付け等および出資について全部又は一部の弁済等がなされなかった場合において、日本公庫からDBJに対して支払われた金額
※4:回収納付金は、補償金の支払後、回収があった場合に、DBJが日本公庫に対して納付した金額

 なお、平成28年3月末時点での危機対応業務に係る残高は以下のとおりです。
残高(平成28年3月末時点)
融資額(※5)
2兆8,203億円
損害担保(※6)
82億円
※5:日本公庫より信用の供与を受けたもの
※6:損害担保は、融資および出資に損害担保契約を付したものの合計

 DBJは、危機対応業務を通じて、機動的かつ効果的な資金供給を行うことにより、今後とも企業の資金ニーズに的確に対応してまいります。


【お問い合わせ先】
 経営企画部 広報・CSR室 電話番号03-3244-1180

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