(株)肥後銀行および(株)鹿児島銀行との協働によるくまもと復興応援ファンドの組成について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、平成28年熊本地震で被害を受けた企業の復旧・復興を支援するため、九州フィナンシャルグループ傘下の株式会社肥後銀行(取締役頭取:甲斐隆博、以下「肥後銀行」という。)および株式会社鹿児島銀行(取締役頭取:上村基宏、以下「鹿児島銀行」という。)と協働して「熊本復興応援投資事業有限責任組合」(以下、「当ファンド」という。)を組成することを決定しました。
 
 当ファンドは、平成28年熊本地震およびこれに伴う災害からの復旧・復興に資する事業を行う事業者に対して、期限一括返済型ローンや劣後ローン等を活用したリスクマネーを供給することにより、震災地域の早期復旧・復興および再生の支援を行うものです。ファンド総額は100億円としています。

 地域事情に精通し、被災地域に広範なネットワークと顧客基盤を有する肥後銀行および鹿児島銀行と、投融資一体型の金融サービスを提供するDBJが連携することで、有効かつ効率的な支援策を実行してまいります。

 DBJは、平成28年4月28日付にて九州支店に熊本復興支援室を設置し、同室を中心に被災地域の復旧・復興支援に取り組んでいます。今後につきましても被災地域の一刻も早い復旧・復興に向け、積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 九州支店 熊本復興支援室 電話番号092-741-7734


〔当ファンドの概要〕
名称熊本復興応援投資事業有限責任組合
設立日(予定)平成28年7月25日
ファンド総額100億円
ファンド期間投資期間3年、存続期間10年
(投資期間で2年以内、存続期間で5年以内の延長が可能)
無限責任組合員HSK&Dパートナーズ株式会社
肥銀キャピタル株式会社
有限責任組合員株式会社日本政策投資銀行
株式会社肥後銀行
株式会社鹿児島銀行

〔当ファンドのスキーム図〕

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