日立キャピタル(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-4年連続で最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、日立キャピタル株式会社(本社:東京都港区、執行役社長:川部誠治、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという世界で初めての融資メニューです。

 当社は、金融サービスにとどまらず、新しい価値を創造し提供し続ける「社会価値創造企業」として、「2016~2018年度 中期経営計画」の着実な実行に向け、社会インフラや環境・エネルギー案件などに力を入れています。本件は、DBJと当社の業務協力協定に基づく取り組みの一環として、当社が注力する環境・エネルギー分野の案件を資金使途として融資を実施したものです。

 今回の環境格付では、以下の点を高く評価しました。
(1)昨年度よりCSR推進委員会を発足し、新たなMission(経営方針)である「社会価値創造企業」の実現に向けたCSRの重要課題を特定したことに加え、その過程の概要を開示している点。
(2)数値目標を設定・公表し、LED照明や空調機等の低炭素機器および再生可能エネルギー発電設備のリース等を推進していることや、省エネソリューションの提供を通じ、お客様の環境負荷の低減を促進するサービスに注力している点。
(3)東京都内の本社・営業拠点・国内グループ会社の事業所の移転・集約や、それに伴う業務プロセスの見直し等の業務効率化により、電力使用量を前年度比32%削減する等、環境パフォーマンス指標を大幅に改善した点。

 その結果、当社は、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を4年連続で取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第2部 電話番号03-3244-1660

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