「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 北海道観光に関する訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年版)」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、このたび「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 北海道観光に関する訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年版)」と題したレポートを発行しました。

 DBJでは、平成24年よりアジア8地域(韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア)の海外旅行経験者を対象としたインターネットによるアンケート調査を実施しており、平成27年からは公益財団法人日本交通公社(JTBF)と共同で調査を実施しております。本年は、アジア8地域にアメリカ、オーストラリア、イギリス、フランスの4地域を加えた12地域を対象に調査を実施しました。

 DBJ北海道支店では、この調査結果を踏まえ、北海道観光に対する訪日外国人の認知度、訪問意欲、期待等に関する内容を分析しました。調査結果から得られた主な要点として、以下の3点が挙げられます。

(1)アジアにおける北海道ブランドの高さは引き続き日本の観光地の中でトップレベルにあるが、今後は道央圏以外の地域を訪問する個人旅行者への対応やリピーター増加に向けた取り組みが必要である。
(2)欧米豪圏の旅行者に対しては、アジアとは異なるマーケティングや、長い滞在期間に亘り満足させるコンテンツの充実および滞在型観光地としての環境整備が必要である。
(3)発地別に異なる旅行者のニーズ、旅行形態の変化に対応するためには、日本版DMO(Destination Management/Marketing Organization)の機能活用等により、多様な関係者の連携の下、地域単位での継続的な取り組みが重要である。

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「地域・海外レポート(北海道)」(https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2016&cat=report&area=hokkaido)に掲載しておりますので、ご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】
   北海道支店 企画調査課 電話番号 011-241-4117

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