(株)テツゲンに対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社テツゲン(本社:千代田区富士見、代表取締役社長:野村明代、以下「当社」という。)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、新日鐵住金株式会社の製鐵所内で製鉄プロセスの一翼を担い、様々なプラントの操業を行うと共に製鉄プロセスの中で発生する多様な副産物の加工・販売を行っている鉄鋼関連メーカーです。経営理念として三つのキーワード「透明性」「コミュニケーション」「信頼」を掲げ、職場の安全基盤強化の取り組みを進めています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。
 (1)労働安全衛生に関し、各支店での徹底したリスクアセスメント等に加え、安全危機対策本部の新たな設置を通じて本社組織が支店も含めた労働安全にかかる活動を定期的にモニタリングする等、全社横断的なマネジメント体制を構築している点
 (2)健康診断の受診を就業規則に盛り込み、受診率100%を維持している他、ストレスチェックにおいても、安全推進部や総務部の働きかけにより、概ね100%の実施率を達成している点
 (3)社長自らが6Sに関する「全社職場衛生環境視察」を年2回に亘り全支店で実施し、指摘事項への対策についてもルーティーンで実施している点

 その結果、当社は、「従業員の健康配慮への取り組みが十分」という格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   企業金融第1部 電話番号 03-3244-1680

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