立山黒部貫光(株)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施-観光の基盤となる施設整備への取り組みを支援-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、立山黒部貫光株式会社(本社:富山県富山市、代表取締役社長:佐伯博、以下「当社」という。)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

 「地域元気プログラム」は、地域の強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みです。北陸支店では観光基盤整備を図る「おもてなしの心」、地域集積産業を支援する「ものづくりの技」、ヘルスケア産業を支援する「すこやかなる体」を束ねた「「心・技・体」で北陸地域を元気に」をテーマに、北陸地域の企業に対して、情報面・資金面からサポートに取り組んでいます。

 当社は、富山県立山町と長野県大町市を結ぶ山岳観光ルート(立山黒部アルペンルート)の開発を目的として、昭和39年に設立された観光・交通事業者であり、同アルペンルートのうち、富山県側の立山駅・黒部湖駅間のケーブルカー・高原バス・ロープウェイ等の運輸事業を行っています。昭和46年のルート全通以来、北陸地域における有数の観光スポットとして安定的な人気を有しており、近年は国内のみならず、台湾・香港・韓国・東南アジア等、海外からのインバウンド観光客も年間20万人を超える等、好調に推移しています。

 本件は、昭和44年の運行開始以来初となる黒部ケーブルカー巻き上げ装置全面更新を始めとする当社の取り組みが、一層の利便性や安全性の向上を通じて、立山黒部アルペンルートの魅力向上および北陸地域の観光基盤整備に資する点等を評価し「地域元気プログラム」の対象として認定し、融資を実施したものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後も地域の成長に資する事業を積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   北陸支店 業務課 電話番号 076-221-9858
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