(株)ルネサンスに対し、「DBJ 健康経営(ヘルスマネジメント)格付」および「地域元気プログラム」に基づく融資を実施-最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社ルネサンス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:吉田正昭、以下「当社」という。)に対し、「DBJ 健康経営(ヘルスマネジメント)格付(以下、「DBJ健康格付」という。)および「地域元気プログラム」の両方に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。
 また、「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みであり、企業金融第6部では、「労働生産性の向上、労働参加率の向上に資する取り組み」をテーマのひとつとして、首都圏の企業に対して、情報面・資金面でのサポートに取り組んでいます。

 当社は、全国でスポーツクラブ事業を中心に活動し、「生きがい創造企業」という理念のもと、自治体・企業の健康づくり支援、介護リハビリ施設の開設等、「健康」をキーワードとした事業を有機的に展開しています。

 今回の格付では、当社の以下の点を高く評価しました。
 (1)社長がCHO(最高健康責任者) に就任し、「ルネサンス健康経営宣言」で明快なメッセージを発信している他、社長直轄の健康経営推進委員会を発足し、個別のワーキンググループを設置する等、健康経営を推進する体制を整備し、中期計画のもとで重点施策に取り組んでいる点
 (2)従業員の健康が自社の財産であるという当社の考えを具現化する取り組みとして、全従業員に対する健康経営と企業価値の関係性の周知に加え、従業員の行動評価項目に「健康」を設けてプロセス管理させることで、当社健康経営の浸透および自身の健康維持・増進の動機付けを図っている点
 (3)部署横断的にマネジメント層が参加する月次の業務環境小委員会で、労働時間や休暇取得について、事業所単位での分析や個人への対策まで協議し、長時間労働者数や有給取得率の改善を達成している点

 また、本件は、当社が人事戦略部にダイバーシティ推進チームを設置し、多様性を認め合う企業風土の醸成に努め、女性活躍推進のため一般事業主行動計画を策定し、就業継続や早期復職の支援制度制定等、働き方改革のための社内体制の充実に取り組んでいる点を「地域元気プログラム」の対象として認定し、融資を実施しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、地域の成長に資するお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   企業金融第6部 電話番号 03-3244-1730

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