2016・2017・2018年度 設備投資計画調査「地域別 2017年度 設備投資計画の特徴」について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、「地域別2017年度 設備投資計画の特徴:全産業では、引き続きほぼ全ての地域で増加-製造業は、化学、一般機械が全国的に伸び。一部地域では輸送用機械等が牽引。非製造業は、主に首都圏以西では不動産、関西以東では運輸などが牽引-」を取りまとめました。

 今回の調査では、大企業・中堅企業の2017年度地域別国内設備投資計画は、製造業では北陸を除く全ての地域で増加、非製造業では北海道と東海を除く地域で増加となり、全産業では北海道を除く全ての地域で増加(全国計11.0%の二桁増かつ6年連続の増加)となりました。

 今回調査に基づく2017年度の地域別国内設備投資の特徴として、以下の点が挙げられます。
(1)業種別では、製造業は、裾野の広い自動車産業の好影響等を受け、関連する化学、一般機械が幅広い地域で増加に寄与。また、中国・北海道・北関東甲信・東海で輸送用機械、九州・東北で電気機械が牽引。
(2)非製造業は、主に首都圏以西では複合型商業施設等開発やオフィスビルの取得などのある不動産、関西以東では不動産開発や物流投資などもある運輸などが牽引。

 昨年度に引き続き、宿泊・観光関連の積極的な投資がみられることに加え、今後、自動車関連投資の活発化を受け、各地域の重点産業の活性化や地域における研究開発等本社機能の拠点化などが図られることも期待されます。
 
本調査については、DBJウェブサイト「設備投資計画調査 地域別設備投資計画調査」(http://www.dbj.jp/investigate/equip/regional/detail.html)において、各エリアの調査結果を掲載していますので、ご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】
   地域企画部 電話番号 03-3244-1633

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