「日本版CCRCから『生涯活躍のまち』へ~進む地方への移住誘致施策と地域活性化政策~」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、このたび「日本版CCRCから「生涯活躍のまち」へ~進む地方への移住誘致施策と地域活性化政策~」と題した調査レポートを発行しました。

 進展する少子高齢化・人口減少とこれらに対応する医療・介護体制の確保などと地方創生などのまちづくりに関する施策の観点から、自治体が主体となる「生涯活躍のまち」(日本版CCRC)構想が注目されつつあります。
 当レポートでは、この「生涯活躍のまち」構想の概要や事例を整理する中で以下のような注目すべき点があることなどを取り纏めたものです。
(1)事例で取り上げた地域では、自然環境や交通アクセス等地域に固有の多様な資源を洗い直し、これらをうまく情報発信することで、一定の移住等の成果に結びつけている。
(2)スマートフォンや通信販売、交通利便性の向上等から地方圏の一部の地域で生活利便性が向上し、移住に関する情報も得やすくなっていることから、移住という行為への垣根が低くなってきている側面が見られる。
(3)従来の短期的効果を狙った施策ではなく、自地域に移住者を呼び込むというより深い目線での自地域の強み分析により、より総合的な地域課題解決の手段となりつつある。

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「地域・産業・経済レポート」
https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2017&cat=report)に掲載しておりますのでご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】 
   地域企画部 電話番号 03-3244-1633 

DBJ News一覧へ戻る