株式会社バイテックホールディングスの植物工場事業拡大における特定投資業務を活用した資金面でのサポートについて~食の安定化と地方創生、農業の高度化・活性化に貢献~

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社バイテックホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:今野邦廣、以下、「バイテックHD」という。)の子会社で、植物工場事業会社である株式会社バイテックベジタブルファクトリー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:原田宜、以下「VVF」という。)に対する出資を行います。

 バイテックHDは、昭和62年創業のエレクトロニクス商社で、各種半導体・デバイス製品および電子機器の販売等のデバイス事業を主力とし、平成23年には環境エネルギー事業に進出、メガソーラーによる発電、新電力会社による売電、植物工場による野菜の生産・販売を実施しています。

 バイテックグループは現在、秋田県大館市、石川県七尾市および鹿児島県薩摩川内市にて植物工場を運営しており、フリルレタスやケール等を生産、全国のコンビニエンスストアやスーパー、外食チェーン向けにVVFを通じて販売しています。今般、VVFを中心に据えた更なる大量供給体制の確立とマーケット重視の製品開発を目指すべく、VVFの第三者割当増資を決定し、植物工場事業拡大に向け、工場建設を進める予定です。

 なお、本件は、植物工場の高度化により農業の競争力強化・食の安定を図る取り組みであり、また、地方における工場新設に伴う遊休地活用や雇用創出等により、地方経済の活性化に資することから、DBJの「特定投資業務」を活用した成長資金の供給を予定しております。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けた、お客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   東北支店 業務第二課 電話番号 022-227-8185
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