第一工業製薬(株)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施~最高ランクの格付を取得~

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、第一工業製薬株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役会長兼社長:坂本隆司、以下「当社」という。)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、創業以来100年以上に亘り培ってきた高い研究開発力・技術力を背景に、界面活性剤をはじめとする化学品分野において数多くの高付加価値製品を提供する工業用薬剤のトップメーカーです。『第一工業製薬は、従業員を会社の財産と考え、従業員の健康の維持向上に努めます。』との健康宣言のもと、全社をあげて健康経営に取り組んでいます。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。
 (1)安全教育研修所の活用、SPS活動(注1)等の徹底した労働安全衛生、DKPM活動(注2)等をはじめとした職場環境改善の取り組みや各種の制度の整備により、働きやすい職場風土の醸成に努めている点
 (2)組織として健康診断受診率向上の取り組みを推進し、保健師が積極的にグループ内の健康管理の推進に関与しながら、健康診断や保健指導を働きかけた結果、健康診断、二次検診ともに100%の受診率を達成した点
 (3)健診データ、ストレスチェックデータ等を活用したデータ分析に着手し、社内報等を通じて従業員に周知しているほか、e-ラーニングを活用した生活習慣病、メンタルヘルス等従業員の健康リテラシー向上への取り組みを行っている点

 その結果、当社は「従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

(注1)Strong Production Site(強い現場)の略。現場力の強化を目的として、製造部門が共通して抱える課題の共有・改善を目指す活動。 (注2)DKS(Dai-ichi Kogyo Seiyaku) Productive Maintenanceの略。5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)を基本とし、企業体質の強化、管理・改善の基盤を構築する活動。

【お問い合わせ先】
   関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455

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