国際自動車(株)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施-旅客自動車運送業界初の最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、国際自動車株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:西川洋志)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 国際自動車は、大正9年に創業され、2020年には創業100周年を迎える、東京を主要拠点とするタクシー・ハイヤー・バスを中心とした旅客運送事業者であり、業界最大手の地位にあります。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。
 (1)社長をトップとする中央安全衛生委員会の審議を経て「km健康づくりマスタープラン」を策定し、「健康宣言」を掲げ、輸送の安全の確保と従業員の健康保持・増進に積極的に取り組んでいる点
 (2)タクシー、ハイヤー、バスの稼働率向上と従業員の健康保持・増進を一体的に捉えた施策を講じるべく、「健康起因の事故ゼロ」の目標を同定し、「労働時間×健康診断結果」等クロス分析を踏まえて、健康経営推進における優先課題を抽出している点
 (3)働きがい向上につながる取り組みとして、人事評価や人財教育を一新するなかで、研修施設「kmグループ赤坂ホスピタリティカレッジ」において、階層別・職能別の教育研修の拡充を図っている点

 その結果、国際自動車は「従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   都市開発部 電話番号 03-3244-1707

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