日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成15年8月18日
  • 日本政策投資銀行

アドバンテッジパートナーズMBIファンドⅢ号への出資について

日本政策投資銀行(総裁:小村武)は、今般、(株)アドバンテッジパートナーズ(東京都千代田区、代表パートナー;笹沼泰助氏、リチャード L .フォルソム氏)が組成するファンド「アドバンテッジパートナーズMBIファンドⅢ号」との間で、投資契約を締結しました。

「アドバンテッジパートナーズMBIファンドⅢ号」は、大企業によるノンコア部門・子会社等の切り離し案件や事業再生案件を主な投資ターゲットとし、コンサルティングの手法に基づく経営戦略策定・実行等を通じて投資先企業の事業価値向上を図ります。笹沼・フォルソム両代表パートナーを中心とする投資チームは、企業戦略コンサルタント、事業会社、金融機関、プライベートエクイティビジネス等、多彩なバックグラウンドを有するメンバーで構成されており、また、常時50名程度から成る経営者プールを有する等、投資先企業の付加価値向上能力に強みを有しています。また、同社は、既に組成済のファンドを通じて多くのバイアウト(MBO;Management Buy-Out、MBI;Management Buy-In)案件への投資実績を有しております。

本行は、以上の点を評価し、当ファンドに対する出資を決定いたしました。

本行は、今後もこうした事業再生と不良債権処理の一体的解決や産業再編・早期事業再生を促す取組に資する民間主導のファンドに対し、資金支援を含め協力していく所存です。

-お問い合わせ先-
日本政策投資銀行 事業再生部 TEL 03-3244-1351