• News Release
• 平成15年9月17日
• 日本政策投資銀行

みずほコーポレート銀行・日本政策投資銀行・北洋銀行が協調して、
中道リース(株)に対する債務保証付シンジケート・ローンを組成

1. 株式会社みずほコーポレート銀行（アレンジャー、以下「みずほコーポ銀」）・日本政策投資銀行（以下「政策銀」）・株式会社北洋銀行（以下「北洋銀」）の3行は協調して、北海道の総合リース業者である中道リース株式会社（以下「当社」）に対し、政策銀の債務保証を組み込んだ総額30億円のシンジケート・ローンを組成しました。（※1）
2. 本件は、政策銀が債務保証を行うことにより、これまで当社と取引関係のなかった北海道外の金融機関を広く集め、当社の資金調達先を北海道外に広げることを企図したものです。結果として、当社が事業拡大を狙う東北・北関東の地域金融機関を中心に新規取引となる金融機関7社が参加し、当社資金調達力の向上に大きく寄与しました。
3. また、みずほコーポ銀主導のもと、地元の金融機関である北洋銀がコアレンジャーとして、政策銀が保証人及びコアレンジャーとして、各々参加したことに伴い、複数の地域金融機関と連携・協調を行うスキームとなっています。
4. 政策銀の債務保証を組み込んだスキームでシンジケート・ローンを組成するのは、北海道を含む地方圏では初の事例となります。
5. 株式会社みずほコーポレート銀行と日本政策投資銀行は、今後もこうした債務保証を活用したシンジケート・ローンをアレンジすることにより、地域企業の資金調達を支援していくとともに、地域金融機関との連携を積極的に図っていく方針です。

1. ※1 シンジケート・ローン：協調融資銀行団が一本の契約に基づいて行うローン形態。

以上