日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成15年10月1日
  • 日本政策投資銀行

日本政策投資銀行、三井住友銀行が共同アレンジャー
日本アビオニクス(株)に対してシンジケート・ローン貸付による
コベナンツファイナンスを実施し、事業構造改革を後押し

  1. 本日、三井住友銀行、日本政策投資銀行等金融機関10行は、平成15年9月19日付シンジケート・ローン契約に基づき、情報システム製品等製造・販売会社である日本アビオニクス(株)に対する貸付を実行しました。
  2. 当社は、15年1月に17年度までの中期経営計画を策定し、これまでに、(1)コア事業への集中、不採算事業からの撤退、(2)大幅人員削減、(3)主力工場一部売却、(4)親会社・日本電気(株)からの40億円の増資等、同計画を着実に断行しております。
  3. 本件融資は、三井住友銀行と日本政策投資銀行がアレンジャーとなり、上記経営計画の実施による当社の事業構造改革を評価し、これを後押しするために、これまで短期借入金に依存し不安定であった資金繰りの安定化を図るべく、総額70億円のシンジケート・ローンを組成・長期借入金を調達するものであります。
  4. また、貸付条件につきましては、経営改革達成年次である17年度決算期計画における経営指標に基づき数値基準を設け、この達成如何により取引条件を見直す等のコベナンツ(融資契約における借入人の誓約事項)を規定しております。
  5. 協調融資体制の下、本件シンジケート・ローンを通じて、当社の事業基盤の安定化を促し、抜本的な経営改革の早期実現に繋がることが期待されます。

参考

-概要-

借入人 : 日本アビオニクス株式会社(東証第二部上場、日本電気株式会社連結子会社、
本社:東京都港区、資本金:8,769百万円)
事業内容 : 情報システム製品、電子装置製品、製造装置製品の製造・販売
融資実行日 : 平成15年9月25日
融資額 : 70億円(三井住友銀行、日本政策投資銀行ほか、金融機関8社)

以 上