日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成17年1月18日
  • 日本政策投資銀行

みずほコーポレート銀行・日本政策投資銀行が協調
(株)オリエントコーポレーションに対し、
総額1,000億円のシンジケート・ローンを組成

  1. みずほコーポレート銀行(アレンジャー兼エージェント)及び日本政策投資銀行(アレンジャー)は、今般、信販業界大手の(株)オリエントコーポレーション(以下「当社」)に対するシンジケート・ローンを組成しました。本シンジケート・ローンは、個品あっせん等の信販事業に必要な資金の調達のために組成されたものであり、みずほコーポレート銀行、日本政策投資銀行のほか、三井住友銀行、住友信託銀行も参加し、総額1,000億円の契約となりました。
  2. 当社は、不稼働資産の処理と有利子負債の圧縮を進め、前期は5期ぶりの黒字決算となるとともに、繰越損失も解消しました。今後は、本業のクレジット部門の収益力を拡充しつつ、信販業界のリーディングカンパニーであるとともに、みずほグループのリテール戦略における中核企業として積極的な事業展開を行う方針となっております。
  3. 本件は、みずほコーポレート銀行及び日本政策投資銀行のアレンジによる当社にとって初めての長期資金(融資期間3~5年)のシンジケート・ローンであり、本件組成に伴い、今後の長期資金調達の円滑化に資するとともに、当該資金が今後の積極的な事業展開のための資金として活用されることにより、当社事業基盤の一層の維持・拡大が図られるものと考えております。また、全国各地に数多くの加盟店ネットワークを有する当社への資金調達サポートを通じて、加盟店の事業活動の円滑化を促し、ひいては地域経済の活性化に資するものと期待されます。

< 本件シンジケート・ローンの概要 >

◆組成総額 1,000億円(期間3年360億円及び期間5年640億円)
◆アレンジャー みずほコーポレート銀行及び日本政策投資銀行
◆エージェント みずほコーポレート銀行
◆参加金融機関 アレンジャー2行、三井住友銀行及び住友信託銀行
◆契約締結日 平成17年1月12日
◆融資実行日 平成17年1月17日