みずほコーポレート銀行・日本政策投資銀行が協調常磐興産（株）に対するシンジケート・ローンを組成～シンジケート・ローンにより、地域経済の自立的発展をサポート～

みずほコーポレート銀行・日本政策投資銀行が協調
常磐興産（株）に対するシンジケート・ローンを組成
～シンジケート・ローンにより、地域経済の自立的発展をサポート～

みずほコーポレート銀行及び日本政策投資銀行東北支店は、このたび、常磐興産株式会社（社長：斎藤一彦、本社：福島県いわき市）が行う、観光レクリエーション施設の整備に対し、シンジケート・ローンを組成、融資を実行致しました。
常磐興産（株）は、昭和19年に設立され、福島県いわき市にて大規模リゾート施設を展開する国内大手の観光事業者です。
今回の観光レクリエーション施設の整備は、福島県いわき市にて「スパリゾートハワイアンズ」を運営している当社が、いわき市が推進する観光振興計画＊に沿う形で、施設の質的改善を図るべくリニューアル投資を実施するものです。銀行団は、今回の取り組みによって、いわき市の観光振興に資するとともに、施設の集客力の維持向上に伴い当社事業の基盤強化が図られるものと判断、融資を決定致しました。

＊いわき市は、地域における優位性・成長性、更には地域産業との相乗効果を考慮し、平成15年、「戦略産業育成プラン」を策定しています。その中で、「いわき市ならでは」の戦略産業として「観光産業」を選定し、観光産業の振興に向けて重点的に取り組んでいるところです。

本件協調融資は、常磐興産（株）の主力金融機関であるみずほコーポレート銀行がアレンジャーを、日本政策投資銀行がコ・アレンジャーを務め、総額10億円のシンジケート・ローンを組成致しました。

なお、日本政策投資銀行は、従来より協調融資等を通じて、地域経済の自立的発展を支援してまいりましたが、本件は、「地域競争力強化支援融資制度」を適用しています。
「地域競争力強化支援融資制度」とは、地域特性や地域毎に異なる発展の方向性を踏まえ、それらを活用あるいは伸長する事業を実施することにより、地域経済の自立的かつ特色ある発展を支援するための融資制度であり、本件は、福島県いわき市が「戦略産業育成プラン」に基づき推進する観光産業振興政策に合致しているケースとなります。
みずほコーポレート銀行及び日本政策投資銀行は、引き続き協調・連携して、地域経済の振興に取り組んでいる事業者に対し、積極的に資金調達サポートを行い、地域経済の活性化に寄与していく所存です。