• News Release
• 平成16年10月18日
• 日本政策投資銀行

事業再生ファンド「ジェイ・ウィンド・ツー」への出資について

1. 日本政策投資銀行（総裁：小村武）は、今般、（株）ジェイ・ウィル・パートナーズ（東京都中央区、会長：安田隆二氏、社長：佐藤雅典氏）が運営する事業再生ファンド「ジェイ・ウィンド・ツー」との間で、投資契約を締結しました。
2. ジェイ・ウィル・パートナーズは、これまで、地域金融機関から再生可能な中堅・中小企業等の債権を買取り、バランスシートの再構築等を通じて事業再生を図ることを主なターゲットとしたファンド「ジェイ・ウィンド・ワン」（平成15年9月組成）を運用してきましたが、今般、同ファンドの投資がほぼ完了したことから、2号ファンドとして「ジェイ・ウィンド・ツー」を組成するものです。
3. ジェイ・ウィル・パートナーズは現在、全国各地の地域金融機関との提携を深めており、当行としては、こうした取組みが、地域の中堅・中小企業の事業再生や、今後本格化が見込まれる地域金融機関の不良債権処理の促進等を通じ、「リレーションシップバンキング」の機能強化及び地域経済の活性化に一層寄与していくものと考え、1号ファンドに続き、今般の2号ファンドにも出資を行うこととしたものです。
4. 当行は、今後もこうした事業再生と不良債権処理の一体的解決に貢献する民間主導のファンドに対し、資金支援を含め協力していく所存です。

以上