日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成16年10月25日
  • 日本政策投資銀行

とちぎ地域企業再生ファンドへの出資について

  1. 日本政策投資銀行(総裁:小村武)は、今般、(株)とちぎインベストメントパートナーズ(栃木県宇都宮市、社長:山﨑美代造)が運営するとちぎ地域企業再生ファンド(中堅企業向け)との間で、投資契約を締結しました。
  2. 当ファンドは、過剰債務等により経営不振に陥っている企業の再生を通じ、栃木地域経済の活性化と発展に寄与することを目的としており、産業再生機構、整理回収機構、別途設立される中小企業向けファンド等とも協調しつつ、再生対象企業の株式の取得、債権の買い取り等を通じて企業の再生を支援していくこととしております。
  3. また、今般、当ファンドの第1号案件として栃木レザー(株)に対する投資を行う方針が決定されました。産業再生機構と連携した当ファンドによる支援を通じ同社再生計画の着実な実施が期待されます。
  4. 当行は、地域中核金融機関の一時国有化に伴う栃木県を始めとする地域経済への影響に鑑み、本年4月に「宇都宮相談センター」を開設する等、地域産業の活性化及び再生支援を通じた栃木県経済の振興・活性化に取り組んで参りましたが、当ファンドへの出資が、地域金融機関における「リレーションシップバンキング」の機能強化および地域経済の活性化に寄与することを期待しております。

以上