日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成16年12月27日
  • 日本政策投資銀行

日本政策投資銀行、青森銀行、みちのく銀行の3行は、青森ガス株式会社に対し、
業務協力協定締結後、初の協調融資を実施
~安定的エネルギー供給確保と高カロリー化投資に向けた
財務体質強化を通じた地域経済の自立的発展を支援~

日本政策投資銀行(青森事務所)、青森銀行(本店営業部)及びみちのく銀行(本店営業部)の3行は、「青森ガス株式会社」に対して協調融資を行いました。

青森ガス株式会社では、平成21年度以降、高カロリー化(熱量変更)事業を行う予定にあります。同事業は、数十億円規模の投資となるため、当社では、事業を開始するまでの間、青森市における安定的なガス供給確保を目的とした設備投資を行いながら、将来の投資負担に備えた財務体質の強化を図ることを目指しています。
今回の融資は、日本政策投資銀行、青森銀行及びみちのく銀行の3行で青森市における安定的なガス供給確保を目的に協調して当面必要な設備資金を供与することにより、当社の更なる財務体質強化をも支援したものです。

日本政策投資銀行は、青森銀行、みちのく銀行と連携して青森県の経済発展に貢献することを目的に「業務協力協定」を締結しています。今回の融資は、協定締結後、3行が揃って実施する初の協調融資案件であり、地域における資金供給の円滑化を通じ、地域住民の生活に必要不可欠なガス供給事業の維持・継続に貢献するものです。

今回の融資で供給される資金は、地域の中核企業である青森ガス株式会社が行う設備投資などに充てられることから、本件融資が地域経済の自立的発展に貢献することが期待されます。日本政策投資銀行としては、今後も地元銀行との協力関係を強化しながら、地域の発展に貢献する政策的意義の高い事業への融資を行っていく方針です。

以上