日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成20年1月10日
  • 日本政策投資銀行

株式上場を目指す(株)ホットマンに対して出資を実施
~若年者・女性の地域雇用創出効果を評価~

  1. 日本政策投資銀行(総裁:室伏稔)は、株式上場を目指す株式会社ホットマン(社長:伊藤信幸)に対し、同社事業の、若年者・女性の地域雇用創出効果等を評価し、東北地域の小売業者に対する初の出資を行いました。
  2. 株式会社ホットマンは、宮城県、岩手県、福島県及び茨城県を中心に、カー用品販売店「イエローハット」等の運営を行う、イエローハットグループの最大手グループ企業です。同グループにおいて、東北域内を中心に明確な事業基盤を有しており、その他、ツタヤ、ガリバー等のフランチャイズビジネスを展開しております。

    同社は、出店エリアに在住する、若年者・女性の正規雇用を従業員獲得の柱に据えており、地域において多数の雇用の創出を果たしています。

  3. 政府におきましても、平成19年11月30日の地域活性化統合本部会合において「地方再生戦略」が決定され、同戦略において取り組むべき課題として「若者・高齢者・女性の雇用促進」が掲げられております。
  4. 本件出資は、店舗取得等を通じ、当社事業基盤の拡大を目的とするものであり、若年者・女性の雇用機会の創出を通じた地域活性化の促進が見込まれます。また、同社の株式上場への取り組みは、地域における上場企業数の増加を通じた地域経済の活性化につながるものと期待されます。
  5. 日本政策投資銀行はこれからも、投融資を通じて地域の活性化に資する事業を支援して参る所存です。