日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成20年2月26日
  • 日本政策投資銀行

日本政策投資銀行及び新生銀行
プライベート・エクイティ・ファンドを設立

この度、株式会社新生銀行(以下「新生銀行」)と日本政策投資銀行(以下「当行」)は、株式会社ラフィアキャピタル(以下「ラフィアキャピタル」)の子会社を運営会社とする、中堅企業に対するバイアウト、成長資金、事業再生等を投資対象としたプライベート・エクイティ・ファンド(Raffia II L.P.)を設立いたしました。

当行は、平成20年10月の株式会社化(民営化)を控え、事業法人、公共法人、金融法人に対して、投融資一体型の金融サービスを提供し、新たな経済価値・社会価値を創造して、日本社会の豊かな未来づくりに貢献することを目指しています。なかでも、投資事業を更に強化する戦略をとり、長期投資による差別化と中立性維持による投資機会の拡大を図って参りたいと考えております。

新生銀行は、事業法人・公共法人・金融法人に対して各種金融サービスを提供する投資銀行業務を主要業務のひとつと位置付け、特にプライベート・エクイティ分野において積極的に投資事業を推進し、バイアウト、成長資金、Pre-IPO、事業再生、上場株式等の投資業務に注力するとともに、M&Aアドバイザリー等、多様な金融サービスを提供しております。

ラフィアキャピタルは、2002年の設立以降、ラフィア投資事業有限責任組合を運営し、日本及び台湾における中堅企業等に対する投資及び投資先企業に対する経営支援を行って参りました。2007年10月以降は、それまでラフィアキャピタルの株主であった伊藤忠商事株式会社から当行が同社保有株式のすべてを譲り受け新生銀行と共に事業運営に参画しております。

今後は、本プライベート・エクイティ・ファンドによる投資活動において、両行のプライベート・エクイティ投資事業の経験や多様な金融サービスを活用することが可能となります。これにより、新たな投資機会の獲得を目指すと共に、投資先企業の企業価値向上のための経営支援等を通じて、積極的に事業展開を行って参ります。

 

以上