日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成19年7月10日
  • 日本政策投資銀行

中国支店における「次世代ビジネス研究会II」の設立について

  1. 日本政策投資銀行は、地元自動車関連企業によって構成される東友会協同組合と共同で、次世代の経営を担う人材のスキル向上を目的とした「次世代ビジネス研究会II」を設立いたしました。平成19年7月10日に第1回目の研究会を開催し、以後平成20年2月までに10 回程度の講座を実施する予定です。
  2. 東友会協同組合とは、前年度に「次世代ビジネス研究会」を設立しており、本研究会はその第2弾となります。この度は社団法人中国地域ニュービジネス協議会の協力も受けて実施することになりました。
  3. 当地域の自動車産業は足下では好調な生産に支えられていますが、業界全体を取り巻く経営環境は速いスピードで変化しており、中長期的に経営者が検討すべき課題は少なくありません。本研究会は業績が安定している今のうちに参加企業の次世代の経営を担う人材のスキル向上を図らんとするものであり、ケーススタディ・ディスカッション・先進事例視察により技術経営(MOT)の実践的なノウハウを修得することを目指すものです。
  4. 本研究会は、日本政策投資銀行中国支店及び技術事業化支援センターが共同で運営を行います。技術事業化支援センターは日本政策投資銀行における製造業の技術評価・技術活用支援の専門チームで、これまでにも独自の測定指標である「ものづくり戦略インデックスR」による製造業の技術評価、技術評価に基づく戦略策定の支援、製造業集積地域における技術集積の分析など、製造業の技術を経営に活用するための支援を行っております。日本政策投資銀行は、「技術を活かす銀行」として、地域と連携し、企業の技術経営力の向上を通じた技術の事業化と新しい事業・付加価値の創造を支援して参ります。

以上