日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成19年7月11日
  • 日本政策投資銀行

中国支店における「びんご・ものづくり経営研究会」の設立について

  1. 日本政策投資銀行は、福山商工会議所と共同で、「びんご・ものづくり経営研究会」を設立いたしました。平成19年7月11日に第1回研究会を行い、以降平成20年1月までに10回の講座を実施する予定です。
  2. 備後地域の製造業を取り巻く環境は、ここ数年良好に推移してはおりますが、将来を見通すと様々な課題を抱えております。中でも、地域の製造業企業の皆様に共通の課題として、後継者育成がしばし挙げられます。一方で、備後地域におきましては、企業の次期幹部とされる方々向けの学習の場は従来あまり見られませんでした。本研究会は業績が安定している今のうちに参加企業の次世代の経営を担う人材のスキル向上を図らんとするものであり、ケーススタディ・ディスカッション・先進事例視察により技術経営の方策について実践的なノウハウを修得することを目指すものです。
  3. 同様の研究会は、これまでに浜松市、広島市で開催しており、本研究会は全国で3番目の取り組みです。
  4. 本研究会は、日本政策投資銀行中国支店及び技術事業化支援センターが共同で運営を行います。技術事業化支援センターは日本政策投資銀行における製造業の技術評価・技術活用支援の専門チームで、これまでにも独自の測定指標である「ものづくり戦略インデックスR」による製造業の技術評価、技術評価に基づく戦略策定の支援、製造業集積地域における技術集積の分析など、製造業の技術を経営に活用するための支援を行っております。日本政策投資銀行は、「技術を活かす銀行」として、地域と連携し、企業の技術経営力の向上を通じた技術の事業化と新しい事業・付加価値の創造を支援して参ります。

以上