日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成19年10月2日
  • 日本政策投資銀行

(株)グッドマンへの優先出資により同社の財務体質強化を支援

  1. 日本政策投資銀行は、DBJコーポレート投資事業組合を通じ、株式会社グッドマン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:山本明、JASDAQ上場)に対して優先出資(30億円)を行いました。
  2. 株式会社グッドマンは、狭心症等の治療に用いられるPTCAバルーンカテーテルを始めとする最先端医療機器の研究開発、製造、販売を行う有力企業です。同社は、血管断面の性状を画像診断する「OCT画像診断装置」(以下、OCTという)の製品化に世界に先駆けて成功しており、今般、日本における薬事承認も取得いたしました。OCTは、従来の検査機器に比べ約10倍の解像度をもつことから、本製品は心疾患治療分野の更なる高度化に貢献するものと期待されています。株式会社グッドマンは、今後国内外でOCTの販売を強化していく方針です。
  3. 今回の優先出資は、OCT販売開始後の営業運転資金、製品開発及び投資等にそなえ、有利子負債の圧縮及び自己資本の充実により当社の財務体質強化を支援するものです。当行は、今後も優先株を始めとするメザニンファイナンスへの取り組みを積極化することで、地域経済の発展に資する企業のニーズに的確かつ迅速に対応し、地場企業及び地域経済の発展に貢献してまいります。