日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成19年9月28日
  • 日本政策投資銀行

(株)アクロスの成長企業向け不動産開発に対し、シンジケート・ローンを組成

日本政策投資銀行(総裁:小村武)は、(株)アクロス(本社:東京都、代表取締役社長:川越尚)に対し、商工組合中央金庫及び横浜銀行と共に、シンジケート・ローンを組成致しました。

当社は賃貸オフィスビル、賃貸マンションなどを手がける不動産会社で、朝日ホールディングスの中核企業の一社であります。持株会社の(株)朝日ホールディングスは不動産情報サービス大手、(株)東京カンテイの親会社でもあります。

当社が今次開発するオフィスビルは、高機能インキュベーション施設「Aios(アイオス)」ブランドとして知られており、SOHOをはじめとする成長企業向けに、各種サービス面で工夫が施されている点に特徴があります。入居者の評判も非常に高く、利便性の高い都内を中心にオフィスビルの開発を進めており、今回は虎ノ門地区に建設を行うものであります。

本件においては成長企業の支援ノウハウを有する本行がアレンジャーとなり、ファシリティ・エージェントである商工組合中央金庫と協働して、本件事業を通じた成長企業の支援を後押しするスキームとすることで、参加金融機関を招聘致しました。

日本政策投資銀行は、今後も、新規事業の遂行能力が認められその成長性も高いと見込まれる企業に対して、様々な資金調達支援を行う方針であり、多様な融資スキームへの対応もさらに強化していく考えです。

【シンジケート・ローンの概要】

(1)アレンジャー :日本政策投資銀行
(2)ファシリティ・エージェント :商工組合中央金庫
(3)セキュリティー・エージェント :日本政策投資銀行
(4)参加金融機関 :日本政策投資銀行、商工組合中央金庫、横浜銀行
(5)金額 :30億円
(6)期間 :2年