日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成20年6月25日
  • 日本政策投資銀行

(財)竹田綜合病院に対し、シンジケート・ローンを組成

  1. 日本政策投資銀行(総裁:室伏稔)および東邦銀行(頭取:北村清士)は、このたび財団法人竹田綜合病院(理事長:竹田秀)に対し、シンジケート・ローンを組成いたしました。(総額:130億円、リードアレンジャー:東邦銀行、日本政策投資銀行、コ・アレンジャー:東京都民銀行、三菱UFJ信託銀行)。
  2. 財団法人竹田綜合病院は、全国有数の規模を有する竹田綜合病院(福島県会津若松市所在)を中核とする民間病院であり、福島県の会津・南会津医療圏における拠点病院として、地域医療支援病院や地域周産期母子医療センター、地域がん診療連携拠点病院などの指定を受けるなど、地域医療において非常に重要な役割を果たしております。
  3. 今回のシンジケート・ローンは、新病棟建設工事のために組成されたものです。財団法人竹田綜合病院は、既存の本院病棟を全面的に建て替え、平成23年度に新病棟開院を計画しており、そのために策定された事業・工事計画に沿って、大規模且つ長期のファイナンスをアレンジしたものです。本件開院後は、地域医療機能の更なる充実が期待されます。
  4. 日本政策投資銀行は、平成15年11月に締結した業務協力協定に基づき東邦銀行と連携しており、本件は、さらに東北地方の有力な地域金融機関の全面的な協力を得て、実現したものであります(参加金融機関(五十音順):会津商工信用組合、秋田銀行、七十七銀行、商工組合中央金庫、常陽銀行、第四銀行、福島銀行、三菱UFJリース)。
  5. 本件は、日本政策投資銀行にとって東北地方初の医療関係シンジケート・ローンアレンジであるうえ、東北地方の金融機関が連携した画期的なプロジェクトです。日本政策投資銀行は、今後とも地域医療の発展、ひいては地域の活性化に貢献していく所存です。

以上