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(株)青山高原ウインドファームのケース
青山高原ウインドファームは、津市、伊賀市、および中部電力株式会社の子会社であるシーテックが出資する第三セクターです。同社は、津市西部から伊賀市東部にかけて広がる青山高原において、風力発電事業および電力の供給を行っています。
DBJは、青山高原ウインドファームが行う風力発電施設増設プロジェクトに対し、地域の5金融機関と協調して、総額180億円のシンジケート・ローンを組成しました。
本プロジェクトでは、2,000kWの風力発電機40基(同80,000kW)および付帯設備の建設を計画しており、既設の20基(最大出力15,000kW)と合わせて日本最大級のウインドファームとなる見込みです。また、平成28年3月現在で、40基のうち18基が既に営業運転を開始しています。
本プロジェクトにより、再生可能エネルギーの普及を通じた地球温暖化の防止に加え、建設・保守管理にともなう地元雇用の促進、見学者の増加による地元観光業をはじめとした地域経済の活性化が期待されています。