この融資制度の運用にあたっては、地域の中小企業と強固なネットワークを持つ地域の金融機関(※)との協働により、中小企業における環境に配慮した取り組みを支援してまいります。
2. 東京都は今年6月、「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」を改正し、排出権取引市場の導入に向けた検討を進めるなど、世界で最も環境負荷の少ない都市の実現を目指しています。今回の融資制度は、これらの都の施策に沿って、環境に配慮した経営に取り組む中小企業を支援する目的により、今年度創設されたものです(10月20日から取扱予定)。
3. 当行は、これまでに、平成16年度の制度創設以来累計1,500億円を超える融資実績を誇る「環境格付融資制度」、環境格付に基づくシンジケート・ローンの組成、国内初のCO2対策ファンドの組成といった取り組みを通じ、環境金融分野の知見を蓄積してまいりましたが、今般、中小企業に適した環境評価・スクリーニングモデルを新たに開発し、この融資制度に投入することとしました。これにより、既に環境配慮への取り組みが進んでいる企業のみならず、これから取り組みを本格化させていく企業を評価することも可能となりました。
4. 当行は、企業理念である「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。
詳細は関連資料をご覧ください。
【問い合わせ先】(株)日本政策投資銀行 公共ソリューション部
TEL:03-3244-1750
以上
(※)地域の金融機関 = 取扱金融機関(10月6日現在)
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