とかち飼料(株)に対し、シンジケートローンを実施

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔 以下「DBJ」という)は、株式会社みずほコーポレート銀行及び北海道の地域金融機関とともに、とかち飼料株式会社(代表取締役:金井学 以下「当社」)に対し、配合飼料工場新設を目的として、総額9,450百万円のシンジケートローンを組成しました。

 とかち飼料株式会社は、北海道最大の畜産・酪農地域である十勝地方に高品質の配合飼料を安定供給するため、日清丸紅飼料株式会社及び日本甜菜製糖株式会社の共同出資により北海道広尾町に設立された配合飼料製造会社です。

 今般、新設する配合飼料工場は、6万トンクラスの大型船が接岸する十勝港の港湾施設を利用した輸入穀物等の荷役・保管を行うサイロ施設と一体的に整備され、最新鋭の配合飼料コンビナートの中核を担うものです。

 本件は、我が国における食料の安定供給や地域経済の発展を期し、北海道の制度融資「産業振興資金 企業立地貸付」を一部に組み入れて、地元の地域金融機関とともにシンジケートローンを組成したものであり、行政と一体となって本事業を支援しております。なお、DBJが都道府県の制度融資をシンジケートローンに取り入れた初の案件です。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後もさまざまな課題解決に取り組むお客さまを積極的に支援して参ります。

【シンジケートローンの概要】
アレンジャー:DBJ及びみずほコーポレート銀行
エージェント:DBJ及びみずほコーポレート銀行
貸出人:DBJ、北洋銀行、北海道銀行、みずほコーポレート銀行、等
金額:9,450百万円

【お問い合わせ先】
企業金融第3部 03-3244-1990
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