マックスバリュ中部（株）に対し、DBJ環境格付に基づく融資を実施～中部圏における小売業初～

　株式会社日本政策投資銀行（社長：室伏稔、以下「DBJ」という。）は、2010年5月31日、マックスバリュ中部株式会社（本社：三重県松阪市、代表取締役：正木雄三、以下「当社」という。）に対し、環境格付融資を実施しました。

　「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム（格付システム）により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて３段階の適用金利を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

　当社は、三重県を中心に地域住民をステークホルダーとして強く意識したCSR経営を実践しており、地域に根ざした取り組みや、地域住民の環境意識向上への貢献等を着実に進めています。

　今回の評価では、(1)業容を拡大しつつ、エコストアの開業、照明・冷凍冷蔵設備の高効率機器への代替等の取り組みにより、CO2排出原単位を大幅に改善している点、(2)顧客と一体となってレジ袋削減運動や店頭における食品トレイ、牛乳パック等のリサイクル資源の回収活動を進めている点、及び(3)地域住民と共に店舗敷地内への植樹活動を進めることで、地域の環境保全に貢献している点、等を高く評価しました。その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが先進的」という格付を取得しました。なお、DBJ環境格付に基づく融資は中部圏の小売業では初の事例となります。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。


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