鉄道情報システム(株)に対し、「DBJ防災格付」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、鉄道情報システム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:剱重壽和、以下「当社」という。)に対し、「DBJ防災格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ防災格付」は、中央防災会議「『防災に対する企業の取組み』自己評価項目表」をベースに、DBJが独自の評価システムを構築し、防災への取り組みの優れた企業を評価・選定したうえで、当該企業の防災対策事業に優遇金利で融資を行うという、「防災格付」の手法を導入した世界初の融資制度です。

 当社は、国鉄の情報システム部門をルーツとするITサービス事業者として、全国約1,900カ所のみどりの窓口とJR旅客会社および旅行会社の端末9,500台超を結ぶ旅客販売総合システム(MARS)など、公共性の高い情報インフラストラクチャを開発・運営しています。

 当社は、高度な情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を構築したうえで、事業の継続性を重視した経営を実践するなど、防災への取り組みは特に優れた水準を維持しています。今回の格付では、(1)緊急時・厳戒時・警戒時と危機レベルに応じた行動基準および配備態勢を整備しつつ、業務ごとの目標復旧時間を定めている点、(2)中央システムセンターとの同時被災を回避するため、相応の距離を置いた地域での新システムセンター構築を図っている点など、日頃の取り組みと防災性に優れた施設整備への取り組み姿勢を評価し、防災格付で最高ランクである「防災への取り組みが特に優れている」という格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後も「DBJ防災格付」の活用を通じ、お客様の防災への取り組みを積極的に支援・推進してまいります。


【お問い合わせ先】
企業金融第2部  電話番号03-3244-1660
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