道内農水産物の高付加価値化を担う田中製餡(株)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施-「食クラスター形成の協働」認定-

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、田中製餡株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:田中健二、以下「当社」という。)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

 「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みとして、平成22年5月に開始したものです。北海道支店では、『食クラスター形成の協働』をテーマのひとつにして、北海道にて活動する企業に対して情報面・資金面でのサポートに取り組んでいます。

 当社は、昭和25年に設立された食品加工事業者で、昭和58年より北海道千歳市に進出し北海道工場を稼働させています。OEM(original equipment manufacturer:相手先商標製品の製造)商品をはじめ、業務用製品から一般小売製品まで幅広い分野の食品製造を手がける総合食品加工会社として、北海道の食品業界において独自の地位を築いています。
 当社は、北海道産の小豆と甜菜糖を利用した餡をはじめ、カボチャを使用したパンプキンペーストや果物を用いたゼリー、海産物を加工したレトルト食品など、道産の農水産物を活用した加工食品を製造し、道産食材の高付加価値化に寄与しております。また当社はこれまで培った独自のノウハウに加え、地元大学と共同研究により低カロリーの水羊羹を開発するなど、産学連携による道産農水産物の高付加価値化にも取り組んでいます。

 DBJは、現在オール北海道で進められている食の高付加価値化に資する当社を、北海道支店の「地域元気プログラム(『食クラスター形成の協働』)」の対象として認定し、融資を実施しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後も地域の成長に資するお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
北海道支店 業務第二課  電話番号 011-241-4113
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