三井化学東セロ（株）に対し、「ＤＢＪ成長支援プログラム（日本元気プログラム）」に基づく融資を実施－「ＤＢＪアジア展開支援プログラム」を適用－

　株式会社日本政策投資銀行（社長：室伏稔、以下「ＤＢＪ」という。）は、三井化学東セロ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：宮脇良治、以下「当社」という。）に対し、「ＤＢＪ成長支援プログラム」に基づく融資を実施しました。

　「ＤＢＪ成長支援プログラム」は、これまでＤＢＪが主な資金供給の対象としてきた、（1）地域・生活、（2）環境、（3）ものづくり、（4）インフラ（社会基盤）、（5）海外・事業再編（M&A等）の5分野を対象として着実な経済成長を資金面から一層サポートするＤＢＪ独自のプログラムです。

　当社は、食品包装用途の各種フィルムをはじめ、産業用フィルム、その他機能性フィルム・シート等、多岐にわたる高品質フィルムの製造分野において強固な事業基盤を有する企業です。
　また、近年では三井化学グループの株式会社プライムポリマー（本社：東京都港区、代表取締役社長：大多和保彦）が供給する高機能ポリエチレン「エボリュー®」を原料に当社独自の薄膜加工技術を駆使して、包装材の大幅な薄肉化と従来以上の衝撃強度・ピンホール強度・易カット性を実現した高機能フィルム「エルスマート®」の開発・製品化に成功するなど、高い技術力を有しております。

　今般、当社は得意とする機能シート「ソーラーエバ®」（太陽電池の部材となる封止シート）について、国内に加え、マレーシアのマラッカ州に製造拠点を新設し、当該製造拠点による生産能力の増強により、クリーンエネルギーとして拡大する世界の太陽電池需要に迅速に対応する体制を整えることを企図しております。本件は、これら当社のアジア諸国等海外展開事業を対象に「ＤＢＪ成長支援プログラム」の1つである「ＤＢＪアジア展開支援プログラム」に基づく融資を実施したものです。

　ＤＢＪは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、今後のデフレ脱却と経済成長に資する事業を積極的に支援してまいります。


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