日本電波工業(株)に対し、「DBJ環境格付」融資を実施~環境配慮型経営促進事業利子補給金制度を活用~

 株式会社日本政策投資銀行(社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、日本電波工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:竹内寛、以下「NDK」という。)に対し「DBJ環境格付」融資を実施いたしました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、その得点に応じて融資条件を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資制度です。

 NDKは、携帯電話・パソコン・カーナビなど日常生活に欠かせない様々なエレクトロニクス機器に使われている水晶デバイスの専業メーカーとして世界トップクラスのシェアを有しています。水晶デバイスは、現代の高度情報化社会を支えるキーデバイスの一つとして「産業の塩」とも呼ばれ、NDKの製品も様々な分野で今後いっそうの活用が見込まれています。
 また、NDKは「地球環境保全に取り組み、社会的責任を果たす」という経営理念のもと環境負荷低減への活動に積極的に取り組んでいます。

 今回のDBJ環境格付のNDKへの評価においては、(1)高機能・高精度化と小型・軽量化を両立させ、「グリーン・クリスタル・テクノロジー」というコンセプトの下で環境配慮型製品の開発に取り組む姿勢を明確にしている点、(2)リサイクル推進や分別管理の徹底により廃棄物の再資源化に積極的に取り組んでいる点等を高く評価しました。
 またNDKは、「CO2排出原単位」を5年以内に5%以上の削減を誓約し、DBJ環境格付の融資にあたり「環境配慮型経営促進事業利子補給金制度」の適用を受けることになりました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営の推進に向けたお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。

【お問い合わせ先】
企業金融第1部  電話番号03-3244-1680



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