『2010・2011・2012年度 設備投資計画調査』について

 株式会社日本政策投資銀行(社長:橋本徹、以下、「DBJ」という。)は、『2010・2011・2012年度 設備投資計画調査:国内は4年ぶりの増加となるも、震災の影響色濃く~スマートフォン等成長分野向け投資は堅調ながらも、分野により濃淡~海外投資は多くの業種で大幅に増加』について、調査結果を取りまとめました。

 今回の調査では、大企業の2011年度設備投資計画は、製造業、非製造業ともに増加、全産業で4年ぶりの増加(7.3%増)となります。
 今回の投資の特徴としては、①投資動機に変化:「維持・補修」が過去最高になるなど、設備投資額が増加するなかで異例の動き、②震災の影響:復旧・復興投資、関連投資が増加要因となるものの、それ以外の投資を抑制する可能性、③スマートフォン関連好調:電気機械、通信・情報のほか、化学など素材業種へも波及、④環境関連成長分野への投資の底堅さ:次世代自動車、二次電池、LED等で投資継続、太陽電池関連は一服感、の4点が挙げられます。

 本調査の詳細は、DBJウェブサイト(http://www.dbj.jp/)内「設備投資計画調査」(「全国設備投資計画調査(大企業)」「地域別設備投資計画調査」)に掲載しておりますので、ご参照ください。

 なお、本調査は個別企業名を出さないという前提のもと、回答にご協力をいただいております関係上、個別企業名にかかるお問い合わせには応じかねますので、あらかじめご了承ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後とも地域のお役に立てる情報発信を積極的に行ってまいります。

【お問い合わせ先】
産業調査部 設備投資計画調査担当  電話番号 03-3244-1845

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