当ファンドは、地域事情に精通するとともに被災地域に広範なネットワークを有する東邦銀行と投融資一体型の金融サービスを提供するDBJの連携のもと、東日本大震災の被災企業に対する復興資金の供与を通じ、被災地域の早期復興支援を図るため平成23年8月に設立されました。
木村管工は、発電プラント、化学プラント及び各種工場等における配管、機器類の製作・据え付け等を主力とする配管等工事業者です。同社は、安全性の観点から高い精度が求められる発電プラント等における圧倒的な施工実績を有しており、プラントメーカー等から高い信頼を得ております。
同社は、現在、福島第一原子力発電所の事故により本社・工場などが警戒区域に指定される等、業務運営上の影響を被っておりますが、同発電所の事故収束作業にも関与する等、震災復旧・復興に向けて取り組んでおります。
本件は、このような木村管工の取り組みを当ファンドの取組趣旨に合致するものと判断し、同社への震災対応資金の融資を決定したものです。
DBJと東邦銀行は、引き続き、当ファンドによる被災企業への投融資等を通じ、被災地域の復興を支援してまいります。
【お問い合わせ先】
東北支店 企画調査課 電話番号022-227-8182
〔ファンドの概要〕 | |||
ふくしま応援ファンド投資事業有限責任組合 | |||
(1) ファンド規模 | 50億円(当初) | ||
(2) 設 立 | 平成23年8月3日 | ||
(3) 出 資 者 | 無限責任組合員(GP):(株)東北復興パートナーズ 有限責任組合員(LP):DBJ、東邦銀行 | ||
(4) 期 間 | 投資期間3年、存続期間10年(但し、必要があれば、投資期間で2年以内、 存続期間で5年以内の延長を行うこともあります)) |
〔ファンドのスキーム図〕