近年のわが国の航空旅客需要は減少基調にあり、路線見直し、機材小型化などの動きが顕著となっています。地域においては、地方路線からの撤退も相次ぎ、空港整備・管理のあり方についても見直しが求められています。
一方、海外ではLCC(格安航空)の台頭が顕著となり、既存需要の切り崩しにとどまらない、低料金、利便性などによる新たな需要創出という側面に注目が集まっています。
北海道においても、航空旅客需要の減少傾向が続く一方、LCC路線開設の動きも出ており、今後の航空ネットワークの維持・強化に向けて議論が急務となっています。
上記を踏まえ、本シンポジウムでは、LCCの展開可能性、公民連携による空港運営の効率化の可能性などを軸に、北海道の航空ネットワーク及びそれを支える空港運営の現状と課題を整理するとともに、今後の発展可能性について探ることを目的としています。
参加ご希望の方は、平成24年3月14日(水)までに別紙申込書に必要事項を記載の上、FAXにてお申し込みください。
【開催要領】
日 時 | : 平成24年3月16日(金) 14:30~17:30(14:00開場) | |
場 所 | : 日本生命札幌ビル3階大会議室(札幌市中央区北3条西4丁目1) | |
主 催 | : 北海道大学、株式会社日本政策投資銀行 | |
後 援 | : 北海道経済連合会、社団法人北海道商工会議所連合会 | |
プログラム | : 1.基調講演<出演者の略歴については、別紙略歴書をご参照ください> (1)LCC (格安航空)の展開可能性/ 株式会社日本政策投資銀行 産業調査部次長 藤原健治 (2)新PFI法による空港民営化の可能性/ 株式会社日本経済研究所 代表取締役専務・PPP推進センター長 金谷隆正 (3)北海道の航空ネットワークの課題/ 社団法人北海道総合研究調査会 主任研究員 切通堅太郎氏 2.パネルディスカッション パネリスト/藤原健治 、金谷隆正 、切通堅太郎氏 コーディネーター/北海道大学公共政策大学院教授 石井吉春氏 | |
 参加費 | : 無料 | |
定 員 | : 100名 |
【お問い合わせ先】
北海道支店 企画調査課 電話番号011-241-4117