今回認証した「日土地虎ノ門ビル」は、平成24 年3月に着工し、平成25年9月に竣工を予定している、最新鋭の機能と性能を備えたオフィスビルです。
今回の評価では、(1)全館LED照明の採用、エネルギーの使用状況を入居者が直接確認できるシステムの導入等、多くの優れた環境配慮・省エネの技術を取り入れている点、(2)壁面や屋上の緑化に加えて、建物の外構にドライミストを設置する等、周辺環境にも配慮した設計になっており、虎ノ門エリアの魅力の向上にも貢献している点、等を高く評価しました。
その結果、「国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされたビル」として「Platinum 2012(plan)」の認証を付与しました。
なお、本物件では、多くの環境配慮・省エネ性能が認められることから、LEED Core&Shell(注2)において「Gold」を取得予定としているほか、CASBEE(注3)の「Sランク」、東京都建築物環境計画書制度の「最高ランク」等、多くの外部評価の取得を予定しています。
また、日本土地建物株式会社に対しては、これまで「有明セントラルタワー」、「日土地山下町ビル」、「仙台ファーストタワー」の3物件にDBJ Green Building認証を付与しており、今回で4物件目の認証となります。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境や社会に配慮した不動産事業を行うお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。
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(注1)「プラン認証」とは、竣工前の物件について、その開発計画を元に、環境性能やテナント利便性、その他オーナーや物件関係者との間で予定されている種々の取り組みを、DBJ Green Building認証のモデルを使ってスコアリングし、その開発計画である「プラン」について認証する仕組みです。
(注2)LEEDとは、米国にあるNPOのUSグリーンビルディングカウンシルによる、不動産の認証評価制度のことで、その中のカテゴリーの一つであるCore & Shellは、主に対象不動産の共用部・構造躯体を評価対象としているものです。
(注3)CASBEEとは、建物の環境性能を総合的に評価するわが国の制度で、(財)建築環境・省エネルギー機構の中に設置された委員会が開発したものを言います。
(参考) 日土地虎ノ門ビル(東京都港区虎ノ門1-10) | ||||||||||||||||
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