(株)サンテックに対し、会社更生手続早期終結のための融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社サンテック(本社:山形県東根市、更生管財人兼代表取締役社長:深瀬芳信、以下「当社」という。)に対し、会社更生手続を早期に終結(更生債権の一括弁済)するための融資を平成24年8月31日付で実施しました。

 当社は、昭和58年に設立された金属部品メーカーであり、記録メディア製品やLED照明器具、文具等の金具部品等を幅広く手掛けています。当社は、平成7年に親会社である三信工業株式会社が経営破綻したことを受け、同年9月に親会社とともに山形地方裁判所に対し会社更生を申し立て、平成10年2月に更生計画の認可決定を受けています。その後、従業員を中心とする自力再建により経営再建を進めるとともに、更生計画にのっとり更生債権の弁済を行ってきました。

 本件は、DBJとルネッサンスファイブ投資事業有限責任組合(ルネッサンスキャピタルグループと中小企業基盤整備機構等が組成する再生ファンド)が連携して融資を実施したものであり、当社は、これらを原資に更生債権の残り全額を一括弁済するとともに、山形地方裁判所に対し会社更生手続の終結を申立て、近日中に更生手続の終結決定を受ける見込みです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、事業再生を目指すお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。
        
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