愛知県田原市の三井化学(株)所有地における太陽光・風力発電事業に対し、シンジケート・ローンを組成-恵まれた立地条件を生かし、国内最大規模のメガソーラー建設-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、三井化学株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中稔一、以下「三井化学」という。)が愛知県田原市に所有する用地において建設する太陽光・風力発電事業に対し、総額180億円のシンジケート・ローンを組成しました。

 今回の建設用地である愛知県田原市は、日照時間・平均風速ともに国内最高水準であり、太陽光・風力ともに高効率での発電が期待されます。


【本案件の概要】
事業の名称
たはらソーラー・ウインド共同事業
運営方法
トランスバリュー信託に運営委託する信託事業方式
事業参加者
および
金銭信託比率
三井化学35%、三井物産15%、シーテック10%、
東亞合成10%、東芝10%、東レ10%、三井造船10%
発電能力
太陽光50MW(モジュール出力、パワーコンディショナー出力は35MW)、風力6MW
設置場所
愛知県田原市緑が浜(三井化学所有地80万m²、東京ドーム17個分)
工期
着工:平成24年11月 運転開始予定:平成26年10月
事業期間
運転開始から20年
アレンジャー兼
ファシリティー・
エージェント
DBJ
組成金額
180億円

貸出人
DBJ、三井住友銀行、三井住友信託銀行、
みずほコーポレート銀行、三井生命保険、信金中央金庫、
山口銀行、千葉銀行、十六銀行、百五銀行、
大垣共立銀行、名古屋銀行、中京銀行、愛知銀行、
以上14金融機関

 また、本発電事業は、太陽光・風力発電に関する技術、製品、事業運営等に知見・実績を有する7社が共同で国内最大規模の太陽光発電事業(メガソーラー)および風力発電事業を行います。共同事業を行う7社は、本発電事業を長期間運営する過程で生じる様々な課題やノウハウを共有するとともに、それぞれの知見を生かして課題解決に取り組み、再生可能エネルギーの推進に寄与します。


 【位置図】

位置図

 【完成予想図】
完成予想図



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